第13回 イダテン来日スペシャル!話題のパズドラから映画とゲーム文化まで語るゲーム脳な2時間半
邪悪で暴力的なビデオゲームを推進する
退廃した闇の業界から@IDA_10と、@miyaokaと、能登がお送りするゲームトーク、『ピコピコキャスト』
- 登場人物
- イダテン(全米ライフル協会から名指しで批判された闇の業界人)
- みやおか
- スペシャルゲスト:能登さん
イダテン来日記念収録
- 今回は公開収録とかしたかったけど、仕事でスケジュールがカツカツなので深夜のホテルに押しかけて収録
- 久々3ヶ月半ぶりのピコキャス
- ブログ全盛の時代だったら生存確認が必要なレベル
- M&B2ティーザーから半年近く経つけどまだ続報無し
- 久々3ヶ月半ぶりのピコキャス
※収録前のみやおかと能登さんとの対話
- 能登さんはFarCry2やStalkerなど特に没入型ゲームについてブログで熱量持って語っていて、それを読んでみやおかは以前から共感してた
- FarCry2は一般的に否定的な意見が多いけど、能登さんの記事では20時間、30時間やり進めたら楽しくて仕方がないって書いてたから安心して遊ぶことができた。
- FarCry2のデザイナーが影響を受けたジュラシックパークのTrespasserってゲーム
- IK使って手をぐにょんぐにょん動かしてアクションしたり
- もしかして、主人公が女性で下向いておっぱいの入れ墨具合を見ることで自分のヘルス値を確認するやつですか?
- それですそれです!
- うわーあれがFarCry2の原点なんだ。納得ーー
▲おっぱいライフ表示システムはこれの15分30秒あたり。徹底したHUDの排除や主観視点へのこだわりが意欲的。そういうのが大好きなのは、世界に浸りたいからだ! - FPS UnKnownのTrespasser感想
本題。パズドラ話
- 年末に話したかったのはGotY話。
- パズドラ人口
- パズドラ批評
- 人気の秘訣を語っているのは多いが、パズル部分の凄さについてはちゃんと踏み込んだ記事を読んだことがない
- なのでイダテンが記事を書こうとしていたが、下書きだけで文字数オーバーしてしまった
- パズドラについて語るなら、パズル、運営(育成)、遊ばれ方(ソーシャル)くらいの要素に分けられる
- それでもパズル部分こそが凄いと思ってる
- こんだけ吹いといて下書きもできてるなら早くリリースしてよ
- 人気の秘訣を語っているのは多いが、パズル部分の凄さについてはちゃんと踏み込んだ記事を読んだことがない
- 映画とビデオゲームを比べたときに、映画は決まった時間投資だけど、ゲームはやりこむ人ほどいくらでも時間をかけられてしまう
- その関係性は、時間=金とすれば、買いきりのパッケージゲームとFree2Playの関係と言える。F2Pでは払いたい人はいくらでも払える
- この世のどこかに時間泥棒が居てゲームを発売することで人々をスポイルしてるんじゃないか
- ミヒャエル・エンデのモモが時間泥棒の話だったっけ
- 『ストーリーには、忙しさの中で生きることの意味を忘れてしまった人々に対する警鐘が読み取れる。しかし、エンデ本人が世の中に訴えたかったことは、この「時間」を「お金」に変換し、利子が利子を生む現代の経済システムに疑問を抱かせることが目的だった。』モモ (児童文学) - Wikipedia
- ミヒャエル・エンデのモモが時間泥棒の話だったっけ
- 社会人が時間を1000時間投資するということは、時給1000円としたとしても100万円払ってる勘定。100万どころじゃきかない
- まぁ、そこまでいけば、文化だなと
- 10万、20万だとevilだけど、100万以上の投資はむしろ立派に文化的な趣味。ピュアオーディオや車に近い。
- 生涯ゲーム時間
-
- 映画なんかでも全ての映画を見ることは出来ない
- 1000万DL
- 日本人の13人に一人。お年寄りとか赤ん坊とかゲーム人口でない層を除けば、ほぼ全員がやってるといっても過言ではない
- でもみやおかも能登さんもやってないんだけど?
- アンドロイド版や北米版も出てる
- じゃあ北米版なら課金できるんじゃない?
- いやできるんだけど…。アカウント引き継げないからこれまでの蓄積がゼロになっちゃうのはさすがに。
- じゃあ北米版なら課金できるんじゃない?
- 日本人の13人に一人。お年寄りとか赤ん坊とかゲーム人口でない層を除けば、ほぼ全員がやってるといっても過言ではない
- ゼロにリセットするプレイ
- ゲームは時間を積み重ねて引きずっちゃうとやれる幅が狭くなってプレイが重たくなっちゃう
- ローグライクにリセットされるというのは良い事。
- 何事も初めが面白い。初期の緊張感や方向性の自由さ。
- それってこの放送を聞いたセラピストが「あ、この人は依存症だ」と危惧するレベルなんじゃないの?
- ゲームのプレイの仕方で精神分析できそう。すぐリセットしてゼロからやり直す傾向は大人になりきれてないピーターパンシンドロームとか
- 1000時間、365日にはあんなこと、こんなこともあったはず。
- パズルと言いつつ、ランダム具合がすごく混じる
- ランダム具合が絶妙、と表層的に語ってる人が多いけど、365日やるからにはなにかしら新しさが必要
- 育て続けてもやれるのは、運営が新しいダンジョンを投入してくれるから
- 単純に高レベル用のものが追加されるというよりは、キャラクターの組み合わせで新しい利用が見出だせる
- DATEXさんの「神は死んだ」発言。運営のさじ加減一つで最善手が変わってくる
- それは運営として批判されるんじゃないの?
- それを乗り越えられるだけの組み合わせの妙がある
- 運営批判
- パズドラ広報のムラコさん
- パズドラ最新情報をいち早くキャッチしたいからフォローしたかったけどできなかった
- ユーザーから不具合など罵詈雑言を浴びせられまくるのであまりにもかわいそうで見てられない
- 「うるせー馬鹿」「無課金は黙ってろ」もちろんそんなこと言わずにちゃんと対応してる
- 昨今の風潮ならむしろそう言ってのけるキレキャラも必要なのでは?
- ムラコさんは公式広報だからクビになっちゃう。
- ボランティアなら「ふなっしー」みたいな。ふなっしー知らない?インターネットに疎いですね
- 梨の着ぐるみを自分で勝手に作って勝手に応援してるキャラが居るらしい(船橋市)。海外から見てるからそういう設定なのかどうなのかよく知らない
- だから、パズドラを愛する勝手応援団みたいな人がムラコさんを擁護してキレまくればいいのでは?
- あれだけ売れてるゲームだから応援したいユーザーも多いはず。なんとかウィンドちゃんの取り巻きみたいな
- 昨今のインターネットにはそういう賛辞こそ必要。水にありがとうと言えば美味しくなるし、ゲームもありがとうと言えば面白くなる。
- そういうプレイ動画上げたら狂人として紹介されるね
- 昨今の風潮ならむしろそう言ってのけるキレキャラも必要なのでは?
- パズドラの運営をいかに応援するか
- この時代のビッグウェーブ
- ムラコさんって女性だったんだ
- よりスケープゴート感高い
- 俺がこんなに無邪気にパズドラ楽しんでる間もムラコさんは苦しんでるのかもなって思ってしまうくらい。いやマジで
- ツイッター見てみてよ
- 1ツイート1ツイートが何千件もRTされてるわー
- フォロワー35万とか見ると、ちょうどフリーザ編の戦闘力って感じがする
- そんなムラコさんは317人もフォローしてる。こういうアカウントにしては多い
- なんで俺はフォローされてないわけ?
- ムラコさんが苦しんでるときに擁護してくれた人たちなんじゃないの?
- 中学生とかもいっぱいやってるから、ぼくのかんがえたアイデアとかいっぱい来てる
- これだけのゲームの広報だから毎日twitter対応だけでフルタイム業務かなと思ったけど、意外と不定期
- 精神に異常をきたすから毎日は到底無理なはず
- 励ましの言葉を掛けようにも、もう大抵の言葉には心が動かないと思う
- 埼京線とか乗ったら危ない。髪とかむしられると思う。最強線ってすごい名前だわ
- 指でぐりぐりされたり、魔法石出せよとか
- もう完全にイダテンさんの妄想の世界だよね
- 今は難しいダンジョンよりムラコさんにフォローされるほうが難しい
- さっきまでパズルの踏み込んだ記事が無いとか言ってたくせにひどいなー
- パズルがどう面白いとかなんて結局自己満足だよね。指先でちまちまやってるだけ。ゲームを攻略するからにはムラコさんまで攻略しないと
- 応援するって言ってるような人が一番危ない。そのパターン
- ムラコさんの知名度
- 下がり続けるインターネットの信頼度
- いままでブログ読者からメールを3回貰った。
- 炎上こわい病
- ゲーム話で炎上したときにはてなとドリコムの記事が槍玉に上げられたけど、両方ともイダテンが書いてた
- スプリングウィンドちゃんなら1ツイートするたびに5炎上くらい燃えるからすごい
- まとめると、ブログが炎上してムラコさんの気持ちがよく分かる、と。メタゲーム。
- ファミ通.comのインタビュー記事は北米市場を語るという大きい主語なので炎上を覚悟してたけど、奥さんから火の手が上がるだけだった。内容としては濃い話だったから言い捨てにくかった。
映画とゲーム
- 再びゲーム話
- Walking Dead
- 500,000games
- 1本のゲームにつき1万レベルあるってことなんじゃないの?
- 何を以って50万なのか、それによってその人のビデオゲームの定義が分かる。
- DVDからインストールするとかみやおか的にはもうありえない
- 最後に物理メディアからインストールしたのはThe Moviesというゲーム。2005年くらいのゲームだけど、オンラインで買えなくなってたので注文したら届くまで半年くらいかかった。
- スティーブン・キングのThe Mist。何度もピコキャスで話に上がるけどみやおか未見。
- それあれよー、人生の○○%損してるわー。累計で100%超えるわー
- それのPCゲームがあるって知った。映画よりも前に出てるらしい
- 見てないけど、見てないからこそ設定だけで想像が膨らむのですごく面白そう。なんとでも作れそう。
- メタスコアいくつ?→現代病だね。
- 映画原作で面白いゲームってあるの?
- 映画とゲーム
- ゲームをやるのも、ゲームを作るのも、他のメディアを混じえて多層的な視点があったほうが良さそうに思ってる
- ゲームも歴史ができて大きくなってきたので、ゲームを見て作ったゲームというのも多くなってきているはずだけど、それだとどうしても先細りしそうに思える。そこに実体験とか別の視点を加味したほうが深みがあるんじゃないかなと
- M&Bなどの戦争ゲームは基本的に、既にある現実問題としての歴史をいかに咀嚼してゲームに落としこむかという解釈の話。その解釈の仕方がデザイナーそれぞれの哲学であり、そこに発見がある。
- 映画から影響を受けたゲームも多いけど、最近はビデオゲームが映画に取り入れられることも
- ずっと積んだままだけど、L.A. Noireが映画的視点としては気になる
- 最近のゲーム:Borderlands2
- Borderlands2を年末に4packで買って4人coopで1ヶ月くらいずっとやってた
- 2をやった勢いでまた改めて1も最初からプレイしてしまった
- 2をプレイしたときはあんまり変わらないと思っていたけど、1をやり直してみたらやっぱり2になっていろいろ洗練されたんだなー感
- 2はPC版も日本語吹き替えされてて超親切だった。
- でもダボーレインボーのシーンは分かりづらくて妙な感じだった
▲ネットで話題になったダボーレインボー動画。神秘的な光景を前にして、歓喜して叫び、感極まって泣き、そして意味を問うという一人の男の過剰な真剣さがネットを挟んで超面白がられた
▲ボダラン2で再現されてたダボーレインボー。日本語吹き替えだと狂気が皆無なので意味が成立しなくなってる - 微妙に日本には輸入されなかったネタ。改めて検索したらイダテンさんの記事が上位に出てくる( http://d.hatena.ne.jp/IDA-10/20100731/1280550971 )
- 翻訳として分かりづらかったけど、ネットミームだから訳しようがない。
- そういう元ネタへの理解という意味では映画などゲームの外の知識が必要になってくるんだなーと
- 洋ゲーの文化ネタだと、分かんないということすら分かってない、ということも多々ある
- でもダボーレインボーのシーンは分かりづらくて妙な感じだった
- Wizardryの日本での誤解と受容
- ビデオゲームを題材にしたディズニー映画、シュガー・ラッシュ
- ゲームの悪役たちがいっぱい出てくるけど、中でもマニアックそうな獣王記(Altered Beast)のラスボスがサンフランシスコの一番いいビルボードに載ってたりと謎のフィーチャーっぷり
- ビデオゲームを題材にしたニッチな作品ではなく、ファミリーが楽しめるメジャーな素材としてゲームを扱っている
- 原題はWreck-It Ralph(壊し屋ラルフ)であって、主人公ラルフは劇中のFix-It Felix(修理屋フェリックス)というゲームに出てくる悪役という設定。シュガー・ラッシュは劇中に出てくる別ゲームなのでテーマに全然即してない
- メリダも原題はBraveなので、恐ろしの森とかディズニーの邦題センスに毎回疑問符が。
- AKBの歌うシュガー・ラッシュという曲が使われてるらしいけど、実際はエンドロールの一部の曲。
- 日本ではそれを主題歌として売りたいために邦題もシュガー・ラッシュにしているっぽい
- 日本人はエンドロールもきっちり観るのがマナー的だけど、アメリカだと明かりがついて清掃が入ってくるのでエンドロールは帰る時間
- アメリカ人は喜ぶとポップコーン投げる。ウェーブみたいな感じ。
- 映画に拍手する文化。ビデオゲームも拍手的ななにかをするべき?
- PS4はShareボタンがついたので、イイネ的なことができるっぽい?
- みやおかのプレイだとスペースキーの横のボタンをキャプチャボタンにしてるので、常に親指を置いておいていいなと思ったらバシバシ撮影。1ゲーム5000枚とか10000枚とか撮ってる。
- 最近は配信ソフトでまるっと録画できると分かったので、Ustに録画しながらプレイしてる。
- ゆうべもシムズやってた
- 拡張されていくゲーム
- 久々のシムズ。ちょうど大学編の拡張がリリースされてセールしてたので久々に買って1年以上ぶりにやってみた
- シムズは定価5000円くらいの本編に対して半年に1度くらいのスパンで2500円くらいの拡張をリリースしていく売り方をしている。よくあるDLCよりもっと大きな機能拡張。例えばシーズンズという拡張を買うと、春夏秋冬の季節が追加されて街に雪が降って池が凍ったりするなどゲームの機能が大きく広がる。
- スカイリムも拡張を続けていったら全土が出来上がって一生住める
- スカイリムにハマってたときは食事modをすごく作りたかった
- 食材がたくさんあるのにモダンFPSっぽく自動回復してしまうから食事の意味が無くて気に食わなかった。だから自動回復を切って食事だけで回復するようにしたら生活感が出て超面白いに違いない(自分的には)と思って食事modの計画を練ってた
- どの食材でどれだけ回復するか、ということを適当に決めるのではなく、現実の栄養素を調べあげてタンパク質や脂質で体力回復して、炭水化物でエネルギー回復というようにExcelに一覧をまとめあげてた ( http://www.t-p.jp/miyaoka/archives/3855 )
- あとは作るだけだってところまでいったけど、アイテムを一個一個弄るのがめんどくさくてそこで力尽きてしまった
- スカイリムにハマってたときは食事modをすごく作りたかった
- 久々のシムズ。ちょうど大学編の拡張がリリースされてセールしてたので久々に買って1年以上ぶりにやってみた
- リアル生活へのこだわり
- Stalkerだとデフォルトで重量制限がきつめなのがリアル。でも一般的なウケは悪い
- そりゃハイドライドの時代から重量制限は不評だよね
- 飯食うシステムや寝なきゃいけないシステムも不評だよね
- 尿意システム
- DayZで狩りをして肉を食うシステム
- 野生の鹿とか倒したらナイフを使って肉を捌いて、斧を使って薪を作り、マッチを使って薪に火を付け、そこで肉を焼いて食って初めて体力回復できる。その不自由さがサバイバル生活
- Stalkerだとデフォルトで重量制限がきつめなのがリアル。でも一般的なウケは悪い
- ゲームと人生
- 名作映画のワンシーンをゲーム化ってデイリーポータルでやってそう
- 1分で語るハーフライフとかあるよね
- ウゴウゴ・ルーガとかでも名作を1分でとかやってた
- 急に陳腐に聞こえる
- メイド・イン・ワリオは有名なゲームの名シーンを再現。アイスクライマーの掴まるところとか。
- 昔知り合いが結婚するのでカラテカのマリコ姫になぞらえたお祝いムービーを作った
- 左端から始まって右端のマリコ姫を助けるってもう人生じゃないですか
- おじぎしたりするのも社会人生活
- やりたかったのはニュー・シネマ・パラダイスのキスシーンパレードのビデオゲーム版。ドット絵時代の囚われのヒロインたちの画像を集めまくって流した
- Wreck-It Ralph超えたわー
- いろんなゲームで武器を下げるシーンを集めたSonyのCMがあるらしい
- 感動的な展開のはずなのにラストで新郎と宮本茂が戦うという蛇足な展開にしてしまったので大不評だった
- もっと前にはドラクエ好きの新郎のためにローラ姫を担いだままクリアして全国の宿に泊まって「ゆうべはお楽しみでしたね」という動画も作った