第10回 北米市場は貰った! 鮭ゲーでミリオン大勝利の巻。Majesty 2もあるよ

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夜のアメリカ西海岸から@IDA_10と、
昼の東京目黒から@miyaokaがお送りするゲームトーク、『ピコピコキャスト』

  • 登場人物
    • イダテン
    • みやおか

鮭ゲー

  • 携帯ゲームとして
    • エコー・ザ・ドルフィン』だと携帯操作としてはきつい
    • 鮭視点で川を泳ぐ。水が濁ってるという理由で遠くまで描画しなくていいから好都合。
    • 川を登ってゴールに着いたら精子をぶっかけろ!Spray!
    • タイム残量があるほどいっぱいbukkakeることができ、次世代への遺伝候補が多くなって有利になる(RPG要素)
    • 鮭+孵化+遺伝RPG要素=大ヒット。成功の方程式
      • イダテン概算で5ミリオンDLはいくはず
  • アメリカ人に大ウケの一発ネタゲー『Plumber Crack
    • plumber(配管工)の尻に氷をうまく投げ入れると小銭をゲットできるゲーム
    • 課金ランキングで一位になったらしい
    • ツカミは良いけどゲームはおまけ。ツカミもゲームもイケるのは鮭1
  • システム
    • 遺伝の可能性から選ぶだけ。マネジメント要らずでカンタン。
    • 滝登りは左右連打。釣り針に引っかかったらシェイク。
    • 網に捕られたり熊に食われたりなど一発死もインスタント要素。
    • イメージとしては『Temple Run』や、『Jetpack Joyride』的なカジュアルに繰り返し遊べるゲーム
  • 作ったらステマやろうぜ!
    • 鮭のウロコでWill you marry me? → ギガジン入り → なんか鮭がキテるらしい
    • ASA(American Salmon Association)にもタイアップするぜ!
  • これでヒットしたら伊能忠敬ゲーが作れる(第0回参照)
    • 伊能忠敬といえば『Minecraft』のマップはプレイヤーが画面端に達すると自動で生成される仕様。実質的に無限大の世界。
    • Minecraftをやってるフレンドは自分で地図をつけている。まさに測量ゲー。(ゲーム内地図もあるがその場に行かないとアップデートされないらしい)
    • 長男の中学のゲームクラブでもMinecraft大人気。測量技術を教えたい。
    • いまどきのクラブでは3Dオンラインゲームのmodを作るらしい。『リトルビッグプラネット』なんかでもロジック制御してけっこうちゃんと作り込めちゃう。

今回のみやおかオススメゲー『Majesty 2』

  • 発売は2009年。1年ぶりくらいにプレイして最近やっとクリアしたので記念語り。続編というより3D化してのリフレッシュ作品。
  • そもそもRTS(Real-time strategy)って
    • マウスとキーボードでユニット生産・操作して戦うゲーム。FPSはすっかりコンソールでも遊べるようになったけどRTSだとほぼPCゲー文化
    • 迅速で効率的なリソース確保操作、敵に対して優位性を確保する読み合い、ユニット操作のアクション技術などが求められるトータル格闘技
    • Actions per Minute(APM、1分あたりのコマンド入力量)というスキル指標があるくらい入力量がものを言うゲーム

      この動画だと分間200〜300入力。ユニット選択や、施設選択→ユニット生産などいちいちGUIメニューを使うと遅いので左手のホットキーを使って瞬時に入力し、同時に右手のマウスでユニットを動かしていく
      • よく映画のハッカー描写でキーボードカチャカチャはツッコミが入るけど、RTSだとそれが普通
      • でもmajestyはリソース確保もユニット操作もしなくていい。間接的操作をウリにした一風変わったタイトル
  • majestyでの間接的ユニット操作(懸賞金によるAI誘導)
    • ファンタジー世界を舞台にしていて、いわゆるRPG的な職業の冒険者ユニットを生産してモンスターと戦う。タンク役の戦士、ヒーラーの僧侶、ダメージディーラーのメイジなど
    • 生産された冒険者ユニットは独自のAIを持っていて勝手に歩き回って戦う。自分で選択して操作することはできない
    • 自分は王様なので冒険者ユニットが行って欲しいところに旗(探索・攻撃・防衛)を立ててそこに懸賞金をかけることで動かす
      • 懸賞金に興味を示した冒険者ユニットが動く。レベルが高い冒険者ユニットほど高額な懸賞金が必要になってくる
  • majestyでの間接的リソース回収(税金回収・アイテム売り上げ)
    • これも独自のAIで動く税金回収者ユニットが居て、街の建物を訪ね回って税金を回収することで王国の収入になる
      • 城まで帰り着く前に敵の攻撃で税金回収者が死ぬとお金が入らない
    • 市場や鍛冶屋でアイテムを開発すると、冒険者ユニットはお金があればポーションや武器防具を買ってパワーアップする。このアイテムの売り上げは王国の収入になる。
      • 冒険者ユニットは適当にモンスターを倒すことでもそれなりのお金を手に入れるが、前述の懸賞金のほうが高額のお金を与えられる。お金を得た冒険者ユニットは装備を買って強くなることができ、アイテムの売り上げは王国に返ってくる。お金をばらまくことによって世の中が上手く回るという経済システム
  • マルチプレイもあるが、基本はシングルキャンペーンを楽しむゲーム(…だと思う)
    • 15面くらいあって徐々に難度が上がる。後半がけっこう難しい。
    • それぞれの面で強大な体力を持つボスを倒したり一定条件を達成するとクリア
    • 敵モンスターは四方の巣穴から出てきて日数経過するごとに強くなっていくので、早期に探索して巣穴を発見し、破壊していくのが攻略の手順。
    • 面白くなってくるのは後半に酒場を建設して冒険者のパーティを組めるようになるところ。それまでソロ活動だった冒険者たちがタンク役、ヒーラー役、ダメージディーラー役と協調して役割を発揮することで格段に強くなる
  • 噛み砕いたRTS
  • Majesty 2のパブリッシャーはみやおかが大好きなParadox Interactive
    • 出自はスウェーデンの会社でニューヨークに拠点を持ち、欧米PCゲーム界に流通
    • 歴史戦略ゲーを得意とするデベロッパー/パブリッシャー。グローバルで歴史に硬派な非キャラゲーコーエーといった感じ?
    • 自社制作としては中世の『Crusader Kings』から近現代の『Hearts of Iron』に至るまで1000年に渡る歴史シミュレーションシリーズを展開。いわゆるパラドゲー
    • 流通としては『Mount & Blade』や『King Arthur』『Majesty』シリーズなどを販売

Majesty 2クリア後は『Saints Row: The Third』やってた

  • GTAっぽいオープンワールドのギャングゲームの最新作
  • 週末にSteamで安売り&週末限定Free2Playだったのでインスコして遊んだ
    • 3はキャンペーン短いと聞いていたので頑張ってクリアした
    • 期間限定無料で遊ぶという少年のようなモチベーション
    • Oblivion』『Skyrim』『Fallout 3』などいまだにメインクエストクリアできてない。
      • 世界観をじっくり味わったり、MODを試しているとなかなかメインが進まない
      • 時間制限というのは新しいモチベーション。楽しもうという心構えではなくクリアを目指して潔く遊べる
      • 大食いチャレンジみたいに、一定時間内でクリアしたら無料というのはどうか?

再び魚類の話題

  • スイミーのゲーム妄想
    • スイミーを動かして魚群を引率。障害物に引っ掛かるとどんどん魚群が小さくなって弱体化
      • それ『ボコスカウォーズ
        • あのへんのゲームは当時ぜんぜんルール理解してなかった。今でもできるかどうか

P1110687

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/en/7/7b/SimCity_Classic_cover_art.jpg

    • Simcity Classicカバーアート

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51GK2TX595L._SS500_.jpg

(ジングル曲:The Drifting Classroom by Moldilox