第46回 春めいて、Clash of ClansからTotal War、VRで観たいものの話など
[04:10] モバイルゲームのトレンド
- 北米では2年前くらいからゲーム内広告で利益を得るモデルになってきている
- 買いきりゲームから今やF2Pが当たり前
- ユーザーに直接課金してもらうよりも、インセンティブを用意して広告ビデオを見てもらう
- Clash of Clansでも広告収入が6割と比重として大きい
- ガチャ系課金モデルだと決まった枠組みの中でしかゲームを作れなかったが、広告モデルになることによって一昔前には論外だった「ゲームが面白ければOK」というのが復調してきている
- アーケードライクなモデルはゲームが面白くても課金モデルが無くて成り立たなかった
- 村作り vs レイド
- Supercellの"Clash Of Clans"
- ユーザーが頑張って作った村が他のプレイヤーにとって攻略しがいのあるステージとなるので、勝手にコンテンツが生まれ続ける便利な夢のエコシステム
- でも実際に成立させるのはなかなか難しい
- "Cut the Rope"で有名なZeptoLab開発の"King of Thieves"
[46:46] モバイルとは対極の買い切りPCゲームとしてのTotal War
- 正月に買ってから3ヶ月ずっとやってる
- シリーズ15周年を迎えた大規模会戦ゲーム。
- 最新作は古代ローマ時代を描いた『Total War: Rome2』とフン族の台頭で民族大移動が起きてローマ崩壊に至った『Total War: Attila』
- http://www.t-p.jp/miyaoka/archives/5241
- 数千人規模の米粒のような兵士を指揮し、拡大すればちゃんと一人一人が戦っている戦場っぷりは眺めているだけで満足感が高い
[58:33] シミュレーションすることの本質
- 複雑な現実を抽象化するのがいわゆるゲームのメインストリーム
- 逆に、なるべく生のままに再現するシミュレーションはとことんこだわるほどなんか面白い
- 歴史シムやドライビングシム
- VRに期待するもの
- シミュレートした世界を見る
[1:17:48] 観客席の視点
- モータルコンバットを観客視点で観たい
- ゲーム内通貨で安い席だとすごく遠いとか
- 試合はプロゲーマーがやってて、観客として見れる
- アイドルコンサートのゲームとか2階席のあまり盛り上がってないところから観たい
- PC画面を模したゲーム
- 自分じゃ知り得ないことを知りたい
- いろんな人種にGoProみたいなカメラつけて街を歩くと周囲の視線や対応が違うとか
[1:45:06] 雑踏プロトタイピング
- 観客視点とか、なんか雑踏越しに見るのがリアルなんじゃないかと思ってる
- UnityのNavmesh使ってランダム地点同士で人が行き交う雑踏というのを以前やってみた
- 渋谷の交差点とかを模して、単にぶつからないように歩くとか眺めてるだけというプリミティブな体験やりたい
- そういうのが見た目まともに実装された形となるとAssassin's Creedとかなんだろうけど、むしろシステムが透けて見えるプロトタイプの味わいが妙に好き
- Simsなんかも人間関係図が見えるような開発中の画像が面白そうだった
- http://n4g.com/news/149627/sims-3-vs-sims-2-comparison-with-concept-and-prototype-pics
- そこに面白さを感じるのはあんまり一般的じゃないね
[1:58:42] PC版GTA V
- あれ、いつ出んの?
- もう出てるんじゃないの?
- 4月らしい
- "Bonnie and Clyde (1967)"(俺たちに明日はない)
- 映画を見るとドラマを生むためのゲームシステムを意識させられることが多い
- ロメロのゾンビでショッピングモールという限定された空間で人間ドラマが展開されるとか
- 西部劇では少数の開拓民の土地作り&法の機能しない土地での力によるヒエラルキー形成とか
[2:12:40] 次回はゲーム制作大会 or TotalWar or GTA5
- 本編前に話してた組織図のシム
- 酔いどれゲームJAM