第36回 2013年を振り返るトーク。飴も戦車も引退します
結局また飴話
- 次世代機事情
- 開発者のくせにXBox OneもPS4も買ってない
- イダテンの最新ゲームハードはiPhone 5s
- キャンクラがサクサクで感動
- それよりSurface RTで艦これやってよ
- いやおま国だし…(アメリカからだとプレイ不可と表示される)
- キャンクラ近況
- イダテン:400面突破
- みやおか:382面でキャンクラ卒業宣言
電車の中でゲーム
- 電車の中でやればいいじゃん
- いや、友達に噂とかされると恥ずかしいし…
- みんなパズドラかキャンクラやってんじゃないの?
GotYに話を戻す
- Call of Duty:Ghosts
- ていうか最近FPS自体あんまやってない
- Oculus Rift
- ビルが崩れる体験
- ジョン・カーマックがid Softwareを離れOculus VRにフォーカス。時代が動いてる感
- 視点を動かすだけということでは歩行するより車両系ゲームのほうが合いそう
- 評判とか実用性とかなんとなく3Dプリンタと同じカテゴリで認識してる
- 3Dへの期待
- 課長島耕作の時代(80年代)でも3Dテレビのプレゼンをしてたような気がする
- そういうどうでもいい仕事ぶりが印象深い。雪国のお得意先に期限通りにカレンダーを届けに行ったりとか裸踊りしたりとか。どうでもいいことに命を懸けるからこそメロドラマ性が高く見える
- スマホのゲーム機化
- コントローラーつけたり
- さらにガチ勢だと思われるじゃん
- みやおかでさえ見て不安になるんだからお年寄りが見たら絶対新聞に投書するよ
各種トレンド総括
- Free to Playの話
- コンソール事情
- インディー事情
- 販路が定まり、売り切りの見通しが立ちやすくなった
戦車のゲーム、World of Tanks
- 近況
- WoTのためにキャンクラ引退した
- トータルで2500戦、200時間ほどプレイ。一番乗ってるT-34-85は1day3hoursと丸一日以上のプレイ時間。
- すごく面白いんだけど、もう戦車も引退する決意
- 最終的に統計情報を追い求めてしまう
- 戦績が公開されるので、勝率やレーティングばかり気になってしまう
- 現状で総合勝率55%くらいで中の上くらいな成績。ここから上げていくのもしんどいし下がるのも悔しい
- 15vs15とランダムなチーム戦なので勝率についてはチーム運に依るところが大きいが、何千戦もすればブレは収束して自分の立ち回りが反映されてくる
- 頑張っても味方がしょぼいと圧倒的に負けるのでストレスが溜まりやすい
- FPSとかリスポーン有りのゲームなら一部がやられても自分個人としてはK/D比を追求できるけど、リスポーン無しだと一部の味方の責任で戦局が大きく不利になって立て直せない
- 自分で戦局を変えていけるプレイヤーになっていかないといけない
- 自分が大活躍するには相対的にある程度味方が弱くないといけないという面もある
- 統計で遊ぶと言えばファンタジーフットボール
- WoTの重要なシステム:視界と隠蔽
- 視界:チーム全員で共有される。敵車両を発見しないと画面に表示されないのでそもそも撃てない。だからスカウトが重要
- 隠蔽率:いかに敵から発見されずに一方的に視認するかで有利さが段違いなので、見つからないようにするのが重要
- チームの連携が重要なゲームでそういうシステムが分かってない味方が居るだけで萎える
- それを聞くとすごく参戦しづらい
- L4Dでさえやりづらかった
- L4Dの対戦は4vs4で一人一人の役割が大きいので下手なことをするとすごく空気が悪くなりやすい
- Coopキャンペーンは基本は仲間内だけど、目の前の多量の敵を助け合って倒していくという目標が明確なので野良でもやりやすい
- プロプレイヤーがガチで競い合う一方で、Free2Playなので間口が広い
- プレイヤーのレベル
- 戦車のランクがTier(ティアー:段階)1〜10まで分類されている
- Tier1ではWW1時代の戦車からスタートして、Tier5くらいになるとソ連のT-34、ドイツのIV号戦車、アメリカのM4シャーマンなど有名どころの中戦車が登場してきていよいよ本番というレベルになる
- 上位Tierの戦車を使うためにはゲーム内で試合をこなして戦車アンロックのための経験値と戦車購入のためのクレジットを貯めていく必要がある
- Tier5に辿り着く頃にはだいたい500-1000回くらい戦っていて、ゲーム内資産と同様にプレイヤー自身のスキルも高まって中級者同士の戦いになってくる
- それでも分かってないnoobが味方に居ると戦線が崩壊する
- WoTの戦車戦システムで強い戦車
- 視界と隠蔽がキモなので、軽戦車のような隠蔽率と機動力、強力な90mm砲を搭載するM18ヘルキャットは史実では有名でなくてもゲーム的にはものすごく強い
- 現実には重装甲の戦車が強いが、見つからなければ撃たれないので一方的に撃ちまくれる
- 上位戦車を目指す意義
- 200時間はけっこうやったほうだけど、Tier10までいってるプレイヤーとかは2万戦以上とかしてるので2000時間くらいやってるガチ勢
- Tierを上げて高みを目指してもそんな廃空間が待ち受けるばかり
- Tier5あたりで有名どころが出てくるのでだいたい満足した
- Tier7でドイツのTigerII、Tier10で超重戦車マウスが登場するレベル構成。
- Tier8以上とかだとWW2に間に合わなかった戦後の戦車や夢の試作車両とかばかりになってくる
- 遊びたい遊びができているうちが楽しい
- モバイル的な課金ソシャゲーなら、無料プレイから課金へと迫られる壁があるが、WoTで立ちはだかるのは課金の壁ではない
- 確かに課金して月額会員になればゲーム内経験値とクレジットの稼ぎが1.5倍になって上位Tierの戦車を手に入れやすくなるが、プレイヤー自身が経験を積み重ねてスキルが伴わないと意味が無いので、無料でも大差が無い
- 課金しなくても週末イベントとか積極的に開催されている
- 美味しいイベントをスルーしづらいので拘束される不自由感が生じる
- 課金の壁よりも、上には上が居て2万戦のプレイヤーとか目にするとこれ以上戦っていくには人生を費やさないといけないという感覚がきつくなってくる
- そんなこと気にせず気楽にやればいいかもしれないが、自分がいつもスキルの伴わない味方noobにいらついてるので、自分がそういうプレイヤーになるのが心苦しい
- 楽しみより辛さが上回ってくる。匿名ダイアリーにいい話として書けそう
- モバイル的な課金ソシャゲーなら、無料プレイから課金へと迫られる壁があるが、WoTで立ちはだかるのは課金の壁ではない
- チート行為
- あんまり聞いたことがない。基本的に居ないんじゃ?
- 試合に参加するだけで一定の経験値が貰えるのでbotを使ってAFKになってるプレイヤーや、何も考えず爆散するnoobのほうが問題なので目につかないのかも
- MODによってはアウトなものがある。戦車の表示を変えて装甲の弱点をハイライトするものとか
- 強いて言えば、高額な課金弾を使いまくるプレイヤーがgold spamming noob(課金弾バラマキ野郎)とか呼ばれる。
- 課金弾は通常の弾より貫通力が高いので重戦車も正面から撃ち抜けたりする。プレイヤーにスキルと知識があれば通常の弾でも装甲の薄い弱点を狙って貫通させられるので、単に課金しただけで撃ち抜けるのは卑怯という感覚が強い
- ただし昔はリアル課金でしか買えなかったが、今はゲーム内で稼いだクレジットでも買えるのでここぞというときに数発使うのは普通
- 課金でのみ買える課金戦車は、性能的にはとりわけ優遇されてるわけではないので不公平感は無い。ゲーム内の稼ぎが良くなる程度。買いたい人が買えるという趣味色が強い
- WoTの課金要素
- $10の月額会員、$10〜$50程度の課金戦車、一発2,3円の課金弾、経験値変換やガレージ拡張、その他装備品購入など
- 一日1億円くらい売り上げるゲームとしては月額会員や売り切りの課金戦車だけではなく、実は課金弾がかなりの売り上げなんじゃないかと思った
- 課金弾をゲーム内クレジットだけで賄うには1ゲームあたり数発以内に抑えないと赤字になってしまう
- リアル課金すれば撃ち放題。1発2円×50発だと1ゲーム当たり100円くらいのアーケードゲーム感覚で遊んでいる人もいるかもしれない
- MODを入れると相手の弾種も分かるが、課金戦車に乗って課金弾を撃ってくるプレイヤーは課金しまくりな可能性が強い。たしかにそういうプレイヤーは勝率が高め
- そのくらい勝ちたい、と思わせるゲーム
- 艦これいい話みたいにWoTでも創作話を流布して盛り上がろう!
- ヨーロッパだともっと戦車が身近
- ナショナルジオグラフィックで開発会社のWargaming特集
- 現実の戦車資料から作られているゲームなので、実際の戦車を取材に行ったりとか
- 資料が存在しないものは入れていない
- 次期アップデートで日本戦車が導入されるが資料集めに苦労してるらしい
- ナショナルジオグラフィックで開発会社のWargaming特集
- 日本コミュニティ
- 文化的土壌、現実から出発する作り方
- WW2の戦車といえばやはりヨーロッパ。歴史博物館も多い土地柄ならでは
- WoTからすると艦これなんかは独自のパラメータで歴史資料の再現という観点は薄い
- はたらく乗り物シム
- Agricultural Simulator: Historical Farming
- 農機やトラック、カニ漁船などドイツあたりで人気の毎年出されてるシムシリーズ
- 日本で艦これが流行るのと(たぶん)一緒の感覚
- 本作はミッドセンチュリーの農機を扱ったアツい作品!
- でもバグだらけらしくNot Recommendedのレビューが並ぶ
- けっこうグラフィックや雰囲気は良く、ここ数年向上し続けてる
- ※ドイツのゲームと言ってしまいましたが、ドイツなのはFarming SimulatorシリーズのGiants Software社で、Agricultural SimulatorのActalogic社はスロベニアらしいです。Euro Truck SimulatorのSCS Softwareはチェコ。
- 農機やトラック、カニ漁船などドイツあたりで人気の毎年出されてるシムシリーズ
- こういう作り方ってM&BやWoTに通ずる感じ
- Agricultural Simulator: Historical Farming
- WoTのゲームメカニクス
- 資料的には現実のものから出発しているが、決して自然な形での戦車戦ではない
- 歩兵や砲兵陣地も使った現実的な戦車戦を再現するMen of Warなどに比べると、相当いびつというかあくまでマルチ対戦用にスポーツとしての戦車競技として再定義されている
- すごくカジュアルに仕立てているのが上手い
- 日本的な作り方・受容のされ方
- ファミコン時代の成功体験で、ビデオゲームと言えばこういうもの、という概念が受け手市場的に固まって現代ソシャゲーに通じているような感じ
- 素材があったときに、「面白さの要素を抽出して抽象化」といった教科書的プロセスを必ず経てしまうように思うし、それが正しいと疑わない感じ
- 農機シムはシミュレーターだからそのままゲームということでは比較しづらいけど、しかし素材をあるがまま再現すれば面白さは後からついてくるといった自信がヨーロッパ系には強い感じがする
- だって現実や歴史文化は面白いから
- 最適化しない力技な作りなので、技術が進化するほど台頭してくるものなのかもしれない
- 日本でも歴史素材的な作り方を目指すとなると、京都とかものすごく古いものはあるけど、100年前くらいのものはなかなか無かったりする
お便りコーナー
- ツイッターより
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- いつもキャンクラのことしか話してないけど
- イギリスのゲームだしね
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まとめ
- 結局GotYの話してなくない?
- いやけっこう話したよ
- みやおかさん的には?
- またMajesty2やってる。第10回参照
- バランス調整バグってるんじゃないかっていう面で何回も死んでやり直してて、でも面白い
- こういう間接操作するゲームってなかなか無いので、やっぱりユニークで良いゲーム
- 話を聞くゲーム of the year
- やるやると言ってやらなかったゲーム of the year
- Mount & Blade
- 次回展望
- Frozenとゲーム
- 年末は休み取れるのでほぼ日刊ピコキャス
- 今日、12月8日だ
- 太平洋戦争の開戦日
- 艦これでイベントやってるかな?
- WoTだと11月11日に一次大戦の終戦記念日イベントがあった
- ガレージが花畑仕様になって兵どもが夢の跡って感じで美しかった
- 「07」(敬礼してるAA)がチャットに飛び交ったり
- そういうの書くとウゼエfuckって言われたりすることもある。殺伐としてていい
- 太平洋戦争の開戦日